天気が悪い時、特に台風がきた時は、海の波が高くなります。これを高潮といいます。高潮になると、海水があがってきて海岸の町や家が水につかることがあります。高潮により、町に水が流れてくると低い土地にはとてもはやく水が広がります。人がおぼれたり、家が壊されて流されたり、船が壊れたりすることがあります。
Author: shudong
大雪(おおゆき)に対(たい)する防災対策(ぼうさいたいさく)
雪がたくさんふると、道路がこおってすべりやすくなります。人が転んだり、交通事故が起こりやすくなります。外にでる時は、頭の上や足元に注意してゆっくり歩きましょう。危ないので、自転車やバイクには乗ってはいけません。車を運転中に大雪になると車の中から動けなくなることがあります。その時はすぐに119に電話してください。車の排気ガスがでるところは雪でふさがらないようにしてください。車にはいつも食べ物や水をおいておくとよいです。また、家の入口前などの雪は早めにとりのぞき、作業は必ず2人以上でしましょう。大雪の時は無理に家の外に逃げず、なるべく家の中で過ごしましょう。
火山噴火時(かざんふんかじ)の現象(げんしょう)
噴火が近づくと、地震が起きることがよくあります。
なんの予兆もなくいきなり、水蒸気爆発という爆発が起きることもあります。
水蒸気爆発では大きな岩石から小石まで飛んできて、体に当たると大怪我をします。
爆発音がして、煙の柱が空へと上がります。雷が鳴ることもあります。空気の振動で窓ガラスがガタガタいったり、割れたりします。
時間が経つと噴火で舞い上がった火山灰が風に乗って広い範囲で降ってきて、雪のように積もることもあります。
火山の近くでは、熱い溶岩が流れてきたり、火砕流という高温の空気、灰、石のかたまりがとても速いスピードで流れ下ってきたりすることがあります。これらの流れに巻き込まれると助かりません。
噴火して、火山灰や岩石がたまったところに雨が降ると、その灰や石が流されて土石流が発生することがあります。
噴火は一度始まると、しばらく噴火が続きます。