台風は、赤道付近の海、熱帯の海で生まれることが多い。
熱帯地方では、強烈な太陽の光で海が27℃以上に加熱され、暖かい海面からは水蒸気が発生して上に向かって流れ、これが台風の発生源となります。
水蒸気が水滴になると、周囲の空気に熱を放出して空気を暖め、上昇気流を強めて積乱雲を発生させる。
下部では空気が上昇しており、その下では周囲の風が吹き込んでくる。これを熱帯低気圧と呼びます。
風速が毎秒17.2メートルを超えると「台風」と呼ばれます。
Category: 台風
台風（たいふう）発生時の現象（げんしょう）
猛烈な台風は時速194.4kmにもなり、街路樹を根こそぎ倒したり、家屋を破壊したりします。
風速15m/s以上の台風を、半径500〜800kmで大型台風と 呼び 、半径800km以上でスーパー台風と呼びます。
警戒レベルに達した台風は、高潮、大雨、洪水、暴風などを引き起こし、洪水、断水、停電、建物の損壊、人身事故などにつながります。
台風（たいふう）への対策（たいさく）
1：家庭での注意点
事前に天気予報を見て、壊れやすいものは家の外に固定する。窓をテープなどの小道具で固定する、カーテンを引く、ガラス張りの部屋には近づかないなどの対策をしておきましょう。
出入り口に土の入った袋を積む、出入り口に防水板を入れます。
２：避難場所に行くとき
外出時には、濡れても体温が下がらないように防水性のある 服 を着用しましょう。
最低限の重量の防災グッズを携行し、できれば貴重品は防水性のあるバッグに入れておきましょう。
避難場所に早く到着するためには、地下や火事、川など、危険が予想される場所を避けるのが一番です。