噴火が近づくと、地震が起きることがよくあります。
なんの予兆もなくいきなり、水蒸気爆発という爆発が起きることもあります。
水蒸気爆発では大きな岩石から小石まで飛んできて、体に当たると大怪我をします。
爆発音がして、煙の柱が空へと上がります。雷が鳴ることもあります。空気の振動で窓ガラスがガタガタいったり、割れたりします。
時間が経つと噴火で舞い上がった火山灰が風に乗って広い範囲で降ってきて、雪のように積もることもあります。
火山の近くでは、熱い溶岩が流れてきたり、火砕流という高温の空気、灰、石のかたまりがとても速いスピードで流れ下ってきたりすることがあります。これらの流れに巻き込まれると助かりません。
噴火して、火山灰や岩石がたまったところに雨が降ると、その灰や石が流されて土石流が発生することがあります。
噴火は一度始まると、しばらく噴火が続きます。