雪害(せつがい)とは

雪害(せつがい)とは、雪崩(なだれ)除雪中(じょせつちゅう)転落(てんらく)事故(じこ)などの豪雪(ごうせつ)地帯(ちたい)特有(とくゆう)災害(さいがい)のほか、路面(ろめん)凍結(とうけつ)などによる交通(こうつう)事故(じこ)歩行中(ほこうちゅう)転倒(てんとう)事故(じこ)(ゆき)のレジャーでの事故(じこ)など、豪雪(ごうせつ)地帯(ちたい)以外(いがい)でも発生(はっせい)する災害(さいがい)もあります。

また、地域(ちいき)住民(じゅうみん)だけでなく、冬山(ふゆやま)登山(とざん)やスキー、観光(かんこう)などで豪雪(ごうせつ)地帯(ちたい)(おとず)れる多くの人々も被害(ひがい)()っています。

雪害(せつがい)()わないためにも、(ゆき)に対する正しい知識(ちしき)(ふか)めておくことが大切(たいせつ)です。

大雪(おおゆき)のメカニズム

日本(にほん)海側(かいがわ)では、例年(れいねん)(ふゆ)になると積雪量(せきせつりょう)多く(おおく)なります。

これは、(ふゆ)北日本(きたにほん)発生(はっせい)するシベリア(しべりあ)高地(こうち)からの冷たく(つめたく)乾燥(かんそう)した季節風(きせつふう)が、日本海(にほんかい)渡る(わたる)(さい)大量(たいりょう)水蒸気(すいじょうき)吸収(きゅうしゅう)し、日本(にほん)山地(さんち)まで上昇(じょうしょう)する(さい)冷却(れいきゃく)され、大雪(おおゆき)となって降って(ふって)くるためです。

大雪(おおゆき)に対(たい)する防災対策(ぼうさいたいさく)

(ゆき)がたくさんふると、道路(どうろ)がこおってすべりやすくなります。(ひと)(ころ)んだり、(こう)(つう)(じこ)故が()こりやすくなります。(そと)にでる(とき)は、(あたま)(うえ)足元(あしもと)注意(ちゅうい)してゆっくり(ある)きましょう。(あぶ)ないので、自転車(じてんしゃ)やバイクには()ってはいけません。(くるま)運転中(うんてんちゅう)大雪(おおゆき)になると(くるま)(なか)から(うご)けなくなることがあります。その(とき)はすぐに119に電話(でんわ)してください。(くるま)排気(はいき)ガスがでるところは(ゆき)でふさがらないようにしてください。(くるま)にはいつも()(もの)(みず)をおいておくとよいです。また、(いえ)入口前(いりぐちまえ)などの(ゆき)(はや)めにとりのぞき、作業(さぎょう)(かなら)ず2()以上(いじょう)でしましょう。大雪(おおゆき)(とき)無理(むり)(いえ)(そと)()げず、なるべく(いえ)(なか)()ごしましょう。