<雪崩が自分の近くで起きた場合>
1. 流されている人を見続けること。
2. 仲間が雪崩に巻き込まれた地点(遭難点)と、見えなくなった地点(消失点)を覚えておく。
3. 雪崩が止まったら見張りを立て、遭難点と消失点にポールや木などの目印をたてる。
4. すぐに雪崩ビーコン(無線機)などを用いて、捜索する。
5. 見つかれば、直ちに掘り起こして救急処置を行う。
<自分が雪崩に巻き込まれた場合>
1. 雪崩の流れの端へ逃げる。
2. 仲間が巻き込まれないように知らせる。
3. 身体から荷物を外す。
4. 雪の中で泳いで浮上するようにする。
5. 雪が止まりそうになったとき、雪の中での空間を確保できるよう、手で口の前に空間を作る。
6. 雪の中でも、上を歩いている人の声が聞こえる場合があるため、聞こえたら大きな声を出す。